⑥DAY4:カモノハシとハリモグラ
DAY4:2017/8/13 (Sun)
今朝も朝食は「Jackman & McRoss」へ。モーニングメニューを頼みました。
ついでに昼食代わりのパンも購入。
ホバートの港を少し散策してから、今日はロンセストンへ移動します。
9時30分にホバートを出発し、11時過ぎにキャンベルタウンに到着。
日本人に人気の町、ロスには寄りませんでした。「魔女の宅急便」のパン屋に似ているパン屋さんがある町ですが、これはあくまでファンが言っているだけで、公式情報ではありません。また、ロスはメインの道路(A1)から逸れて町に入らないといけませんが、キャンベルタウンはA1が町の中を横断しているので寄りやすいです。
レッドブリッジ
この橋を渡ったところに駐車できるスペースがあったので、車を止めてブラブラ。カフェも2軒あったので、パンを買ってなければここで食べても良かったかも。
レッドブリッジにある彫刻
昼ごはんにはまだ早いと判断し、何も食べずに出発。12時30分ごろに3日間の宿、「Launceston Backpackers」に到着しました。
ところが、冬季のために宿の受付時間は8時~11時と15時~20時まで。今晩はロー・ヘッドでペンギンパレードの予定なので、受付時間内に戻れません。仕方ないので張り紙に書いてある電話番号に連絡し、鍵の受け取り方法を教えてもらいました。
さて、宿の正面が公園になっているので、ベンチで朝に買ったパンを食べて腹ごしらえ。ちなみにこの公園は見通しが良く、変質者が出そうな雰囲気はありません。ちょっと安心。だいぶ減っていたガソリンを給油し、ビューティポイントへ向かうことにしました。
ビューティポイントには「Platypus House」―カモノハシ館があります。カモノハシ館はツアーに参加するとカモノハシとハリモグラを見ることができるのです。
出発時刻は13時30分。
途中で展望台やインフォメーションセンターに寄り道しながら到着したのは14時40分でした。
ちなみにタマーバレーにあるインフォメーションのおばさまたちはすごく親切です。観光客が全然いなくて暇だっただけかもしれませんが、道を丁寧に教えてくれて、タマーバレー名物の飴もくれました。あの飴、どこで買えるんだろう?美味しかったです。
カモノハシ館のツアーは毎正時スタートなので、私が参加するのは15時からの最終ツアー。館内は広くないですが、ツアー参加者用の待機室があり、そこでやカモノハシ、ハリモグラの研究資料やはく製を見ることができます。
はく製の一部は触るのもOKで、カモノハシは凄く気持ちよかったです。お尻から尻尾にかけては固いですが、毛皮目当ての乱獲があったのも分かります。
時間になると係の方の誘導でカモノハシの研究者のドキュメンタリーを見に別室へ移動。館内の人気の無さから予想はしていましたが、参加者は私一人でした。15分の映像を見たあと、待機室に戻ってカモノハシとハリモグラの生態について説明を受けます。
1対1なのでポートアーサーやゴーストツアーよりマシでしたが、難しい単語が多くて「聞き取れるが意味は分からない」部分が多かったです。
雄の爪先からは毒が出る、というのはこのツアーで理解できた数少ない解説。
適当にウンウン相槌を打って説明が終わると、いよいよカモノハシを見に行きます。暗くてヒンヤリした部屋に大きな水槽があり、カモノハシが泳いでいます。
係の方が落とした餌を探しに潜水するカモノハシ
しばらくすると更に奥の部屋へ通され、隔離されたカモノハシを見せてもらいました。繁殖期が関係するらしいですが、よく分かりません。
カモノハシタイムが終わると、いよいよハリモグラです。ドアを開けると、ハリモグラが待機していました。
長い舌で餌を舐めとる
寄ってきた!!近い!!
係員の方曰く、「こんなに近寄るなんて珍しい!気に入られたのね~」とのこと。まあ寄ってきてそのまま通り過ぎて行ったので、「通り道になんかあった」くらいのものでしょう。ちなみに「子供は好きじゃないみたい。近寄らないわ」らしいです。ハリモグラにとっての子供とは…。声の高さかな?
意外と動くのが早くてブレる。
ツアー時間は全体で40分ちょっと。あ~可愛かった。
カモノハシ館の隣にタツノオトシゴ館もありましたが、時間もなくあまり興味がなかったのでスルーしました。
カモノハシ館
いよいよペンギン・パレードに向かいます。