イランのネットとスマホ
海外旅行をする際にスマホは手放せません。
しかし、イランではいわゆる「レンタルwi-fiルーター」が利用できません。そこでレンタルwi-fiルーター以外でスマホを使う手段が必要です。
現地SIMを買って使う
テヘランにあるイマームホメイニー空港とメヘラーバード空港にはイランセルのお店があります。写真を撮り忘れてしまいましたが、黄色い看板のお店(屋台?出店?)なので、結構目立ちます。そこで現地SIMカードを買いましょう。
簡単な書類を書いて拇印を押すと、SIMカードがゲットできます。メヘラーバードで通話付き3GBまでのSIMカードが22,000トマン(約772円)でした。
APN設定はお店のお姉さんに頼んでやってもらいました。スマホの言語設定を英語にしておくと良いかと思います。
1.書類を書く
2.代金を払ってSIMカード購入
4.APN設定をする
5.30分~40分待つ
重要なのは最後です。APN設定終了から30分程度待たないと利用できるようになりません。30分待ってもダメな場合は再起動してみてください。
また、何も言わずとも通話付きのSIMカードを渡されましたが、電話番号はSIMカードの付いていた名刺カード下部に書いてあります。
赤ラインの上にある番号が現地SIMカードを使用する際の電話番号です。ペルシャ数字の横にアラビア数字が書いてあるので安心です。
ネット規制を回避するためのアプリ紹介
イランではネットが規制されています。主だったところではTwitter、Facebookが利用できません。(何故かGoogle検索やGoogleMapは利用できる)
そこで、イランに居てもこれらを使えるようになるためのアプリ紹介です。ちなみにLINEは以下のアプリを使わなくても利用できます。
①Turbo VPN – Unlimited Free VPN
使用時に広告が表示されますが、安定して繋がりやすく、速度も十分。また、シンプルなデザインのため使い方が一目でわかります。Android、iPhoneともに有り。
②VPN MASTER
Turbo VPNが使用できなかったとき、2度ほど使用しました。こちらも安定性、速度も十分です。アプリを立ち上げると自動的に始動します。Androidのみ。
スマホの通信速度
現地SIMを使用したとき、主だった都市(テヘラン、シラーズ、エスファハン)はLTEが使えます。カーシャーンはLTE不可。ヤズドも主に3Gでした。
町の中心部を離れると3G、郊外まで行くとGになったり電波を拾わなくなります。なお、wi-fiはかなり遅いです。
ヤズドのsilk road hotelのwi-fiは通常接続のほうが早かったです。
おまけ
あると便利なアプリ。それはイラン歴と西暦を変換してくれるアプリです。
私は「Persian Calendar」を利用しました。Android用です。