⑦DAY5:幽霊が出そうなお城
DAY5:2018/5/1(Tue) つづき
ご飯のあとは、この近辺にあるサンボ義姉のおススメのお城へ。Glimmingehusという中世のお城です。
いかに効率よく攻めてきた敵を倒すか、というのに重点が置かれた城で、日本の城にもある仕掛けが沢山ありました。古今東西、敵を倒す方法は同じです。
一箇所だけある入り口の頭上から物を落とす
扉を落として廊下を封鎖する
廊下の頭上から物を落とす
ベンチで外を見ながら語らう…のではなく、板を渡してその上に大砲を置く
殺意の高いお城でした。
小さい博物館が併設されており、当時の様子を知ることもできます。下の写真はスウェーデンの平均身長の移り変わりで、私は1850年代の女性と同じくらいでした。このお城の城主であるJens Holgersen(1523年死亡)は140cmだったので、このお城が当時ではいかに大きかったかが分かります。
ところで1500年代より1850年代の方が平均身長が低いのはなぜなんだ…。
ちなみに、このJens Holgersenはものすごくお金持ちで、有力者の娘と結婚したことで更にお金持ちになったらしいです。写真を撮り忘れましたが、お城の2階の窓には当時かなり高価だったガラスが使われていたり、床が分厚い大理石だったりしたそうです。
私はスウェーデン語のガイドツアーに参加し、サンボ義姉が英語に翻訳してくれたり、友人が日本語に翻訳してくれたりしたのでとても面白かったです。スウェーデン語は分かりませんが、ツアー参加者の雰囲気が楽しそうだったのでガイドのお兄さんも話し上手だったのだと思います。