⑬DAY8:カーシャーンのマイナー観光地
DAY8:2017/5/4 (Thu)
10時イスファハーン発のバスに乗り、カーシャーンに到着したのは13時でした。バスターミナルでタクシーを拾い、私の希望で向かったのは「Nushabad」です。いわゆる地下都市ですが、かなりマイナーです。観光客もイラン人しかいませんでした。
施設の無料ガイドさんは英語も話せるようなのですが、私以外が全員イラン人だったのでペルシャ語で説明していました。(あとからHに要約してもらった)
入口
貯水槽
ガイドさんとちゃっかり着いてきたタクシーの運転手
これで終わりか、思ったよりしょぼかったな…と思っていたら、なんと続きがあるそうです。再びタクシーに乗って移動します。
エントランス2。料金は1と共通。
上下階の移動用穴
こんな感じで移動するらしい。良い子はマネしないでください。
居住空間
廊下
この町の大部分に地下都市が広がっていると考えられていますが、街にお金がないので調査は打ち切られているようです。残念すぎる。
バスターミナルまで戻って荷物を預けたら別のタクシーでアガー・ボゾルグ・モスクへ。現役の神学校でもある歴史あるモスクです。ただし、モスクとしては規模が小さく、あまり時間をかけて見る場所ではありません。
地下(?)にあるのが神学校。一般人は立ち入り禁止。
イラン人はバレーが好き
さて、本日のお昼ご飯は珍しくイラン料理ではなく、ピザです。イランに来た個人観光客はケバブかピザしか食べられないことが多いと聞いていましたが、私は地元民に助けられて色々食べていたので、悪名高いピザに挑戦してみたのでした。
まずかったです。なんであんなに美味しくないんだろう…?ピザが不味いってすごいな。Hは「テヘランのピザはもうちょっと美味しい」って言ってました。小さい町の個人店だったので、それも良くなかったのかもしれません。
昼食後は歩いてタバータバーイー邸へ向かいます。そのすぐ近くにバラ水を取り扱っている観光客向け商店があったので、バラの抽出水やハンドクリームを購入しました。
イランではバラ水はメジャーな存在で、ヤズドで聖人のお祝いをしているときに振る舞われていた飲み物やトルコ風アイス(伸びる)に使われています。ほんのり甘みがありますが、すっきりした味です。
バラからエキスを抽出しているところ
タバータバーイー邸は昔の商人の個人邸宅です。凄すぎ。
そういえばイランの昔の邸宅でガラスがカラフルなのはハエ除けだとHが言っていました。ほんまかいな。本当でも別の場所から入り放題だし、意味あるのかな?
時間が迫ってきたので近くの土産物屋でタクシーを呼んでもらい、バスターミナルへ。17時にカーシャーンを出発し、20時にテヘランバスターミナルに到着しました。
今夜泊まるのはイラン到着初日にたこ焼き器やお煎餅を渡した友人、A宅です。Hはイスファハーンが実家ですが今はテヘラン大学に通うためテヘランに住んでいるので、A宅へ向かうタクシーの途中で降りていきました。5日間ありがとう!!