世界名所図会になりたいブログ

これから旅行へ行きたい人の手がかりに。備忘録を兼ねる。高安動脈炎の話も時々。

KERENを見に行きました

3月上旬、友人を誘って2019年に大阪城公園の端に新しくできた「COOL JAPAN PARK OSAKA」というホールで公演中の「KEREN」を見に行きました。蛇足ですがCOOL JAPAN PARK OSAKAという名称はちょっとどうかと思います。もっと良いの無かったのか。

 

「KEREN」は、日本独自の芸能やアニメ、忍者、サムライ、フジヤマ、妖怪、日本の四季、巨大マグロなどのNIPPONの世界観をテーマに、(中略)殺陣、歌舞伎、日本舞踊、屋台崩し、ダンス、タップ、ミュージカルなどの伝統アナログ舞台と「Moment Factory」のデジタルアートが渾然一体となり、豪華絢爛に装飾されたステージで、鍛え抜かれたパフォーマンスが一気に展開します。 

公式サイト「KEREN 日本総狂演ステージ」より 抜粋

 

ストーリーらしいストーリーはありませんが、全く無いわけでもなく、ショートショートが続けざまに展開していく感じです。メイン2人(狐面の男性と女性リーダー)とサブメイン2人(黄色い人、袴の人)は時代や状況設定が変わっても大体そうだと分かるように出てくるので、私はオタクらしく「生まれ変わっても縁があるまさに因縁…」と妄想して楽しんでいました。

 

ちなみに、KERENは上演中の写真撮影OKです。ただしフラッシュと録画は禁止。ちょこちょこスマホで写真を撮りましたが、場面転換が結構めまぐるしいので数はあまり撮りませんでした。

 

以下、場面説明は公式HPより引用です。ネタバレ(?)があるようななるような感想付き。

 

SCENE0 開場

開園までは基本的にこの舞台。よく見ると時間経過で表示が変わって面白いです。

 

SCENE1 開演

さながら映画のオープニングのように開演。音が大きくてびびりました。

 

SCENE2 京都四条河原町

四条河原町にこんなところあったかな…?どちらかというと大阪城公園っぽいと思います。この辺は「ふ~ん」と思いながら見ていただけで、特に面白いとは思っていなかったです。

 

SCENE3 海辺の夜祭

写真なし。ここから迫力が出てきて面白くなってきました。

 

SCENE4 怪談と妖怪

私の印象に残っているのは塗り壁です。可愛かった。このシーンでは歌舞伎の技(提灯抜け、葛籠抜け、大見得、宙乗り)があります。

 

SCENE5 剣劇・素浪人18人切り

映画「用心棒」のパロ、らしいです。用心棒見てないから分からない。

 

SCENE6 大阪のサラリーマン

写真なし。バブルの頃のサラリーマンがモチーフです。友人が一番気に入ったシーンでもあります。確かに最後「そう来るか!」と思って笑ってしまいました。

 

SCENE7 大仏殿の修行僧

シュールでした。

 

SCENE8 港の乱闘と恐怖の取的

写真なし。私の一番気に入ったシーンです。「取的」は下っ端のお相撲さんのこと。ここも最後いきなりシュールになって笑ってしまいました。あと車からどうやって出てきていたのかが地味に今も気になっています。

蛇足ですが、狐面の男性が歌っている(実際に生で歌ってるのかは分かりませんが)謎の日本語ラップが気に入ったので、あの曲だけDL販売したら買いたいです。落ち込んだときに聞いたら元気になりそう。

 

SCENE9 剣劇・黒忍者対赤忍者

少年漫画のパロっぽいものが始まってちょっと戸惑いました。あと映像の変化がめまぐるしくて「あわわわ…」ってなりました。

 

SCENE10 大仏殿の崩壊

 写真なし。このシーンは私の中で「怪談と妖怪」「大仏殿の修行僧」の延長上の未来であり、すべてのシーンの集大成であり始まり(因果の始まり)的なものかなと妄想。歌舞伎の仕掛けは屋台崩しが使われました。

 

SCENE11 Final

カーテンコール。思ったより人数が少なくて驚きました。早着替え大変だっただろうな…。

 

 

INFO

COOL JAPAN PARK OSAKA

最寄り駅:JR環状線 森之宮駅/大阪城公園

     地下鉄中央線 森ノ宮

     地下鉄長堀鶴見緑地線 森之宮駅

公式サイト:https://cjpo.jp/

 

INFO

KEREN 日本総狂宴ステージ

S席:大人7,000円 子ども3,000円 ※2月・3月公演は大阪府民割引あり

A席:大人5,000円 子ども2,000円  ※2月・3月公演は大阪府民割引あり

公式HP:https://keren.jp/

 

COOL JAPAN OSAKA WWホール入口